高気密高断熱住宅が徐々に広まっている。本当に居心地の良い住まいとは?

高気密高断熱住宅の問題-01

耐久・耐震・バリアフリー機能とともに、高気密・高断熱で省エネは、住まいに欠かせないポイントになってきました。気密化とは「隙間をなくすこと」。断熱化とは「室外の温度を遮断すること」です。Co2の発生を抑え、環境にやさしい暮らしへシフトしていく途中が現代なのでしょうか。特に、これから家を建てられる方は大注目のポイントですね

メリット
冬のあたたかさ。家屋にいると、どこにいても寒くない。
エネルギー効率よく使用できるため、暖房費用も安くつく。
建物全体の温度差が少ないため結露が発生しづらい。
ヒートショックの防止。
デメリット
窓が小さい場合は、開放感が与えられず、風通りも悪い。
常に換気を行う必要がある。
室外の音は聞こえないが室内の音はよく響く。
換気が悪いと湿気がすさまじい。

換気をカットしてしまうと…

高気密・高断熱の住まいは、換気が非常に重要なのですが……ファンのモーター音が耳障りで消してしまう場合や、冬は換気されて寒いからと切ってしまう場合があるようです。
この換気を消してしまうと家の中にある埃やチリ、湿気が排出されないためカビやダニが発生しやすくなることも。シックハウス症候群になってしまう可能性もあるようです。そのため常に(24時間)換気を行う必要があるのですね。
それを知らない(説明されていない。もしくは失念してしまっている)方も多いようです。

せっかくの高気密高断熱住宅なので、換気も行うようにしてください。
高気密+高断熱+換気で、初めて完成するのですから。